斎藤 孝

定価: ¥ 1,260
販売価格: ¥ 1,260
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発売日: 2003-03
発売元: 筑摩書房
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質問力―話し上手はここがちがうを読んでみた。う~むと納得しきりである。
なんといっても、著者斎藤 孝の意欲が読み取れるから、ついつい読んでいってしまう。
ぐいぐい質問力―話し上手はここがちがうに引っ張られているという感じか?質問力―話し上手はここがちがうに類する本は、あんまり多く読んだことがないから比較はできないけれど、これらに類する本の中ではかなり高評価を得るんじゃなだろうか?
やっぱり著者が意欲を持って書くと、いいものが出来上がる。
質問力―話し上手はここがちがうは評価が分かれるんじゃないだろうか?読後にそんなことを思った。著者の斎藤 孝はそんなことはちっとも気にしていないんじゃないかと思うけれど。
質問力―話し上手はここがちがうを読んだ友人にも聞いた見たのだが、一人は「いい」と言ったが、別なひとりは「そうかな?」と首をかしげた。
試しにまた別な友人にも質問力―話し上手はここがちがうを貸してみようと思う。
さて、どんな評価が下されるか?あまり、褒められた事ではないけれど、本には読書以外の愉しみ方があるのだ。
質問は本当に「能力」なのか?
実際の会話をとりあげ、よい質問技術に「一本」「技あり」などの評価を加えてゆく、そんな感じの本です。それなりに面白く読みました。
ただ、難点もあります。この本は、「一人ひとりの努力が対人関係や社交の場を良好なものにしてゆく」という考えに立っているのだと思いますが、あまりにその考えに傾斜し過ぎているように感じます。コミュニケーションのあり方は、本来お互いの相性やその場の雰囲気で決まるもので、個々の努力や能力に還元できない部分が大きいはずです。また、何があるべきコミュニケーションの姿なのかということも、人により様々でしょう。
それを承知で著者は、コミュニケーションや質問の仕方を、あえて「能力」として分析している、そこに意図を感じざるを得ません。空気を読めないことがいじめの口実になるほど対人意識が過敏な世の中で、「誰が場の空気を上手に読めているか」を図る物差しを提供することは諸刃の剣でもあります。円滑なコミュニケーションを求めるあまり、「ぎこちなさ」や「齟齬」への不寛容がこれ以上広がらないことを願います。
コミュニケーション能力向上のヒントになります
・ビジネスの課題で、カスタマーのニーズの本質をいかに引き出すか
に課題意識があり、本書を手に取りました。
・”質問力”=コミュニケーション能力という非常に難しい題材を
うまくまとめていると思います。
・質問力の向上の基本技は2つ
?1.相手との共感を深めるために”寄り添う”こと。
(うなずき・オウム返し・言い換え・共通点・共感)
?2.次に意識的に”ずらす”
(コツは具体と抽象の往復、過去と未来、自分の経験を絡ます)
・様々な対談や著書からベストプラクティスが引用されていて
参考になります。
?最も心に残ったのは”人類究極の質問”とも言える
『マタイ伝福音書』の悪魔からのキリストへの質問。
・Q1.お前が神の子なら、石がパンになるように命じてみろ
・Q2.お前が神の子なら、この塔から飛び降りてみろ
・Q3.お前が私にひれ伏すなら、この世の全ての栄誉を与えよう
(A1.人はパンのみにていきるものにあらず
A2.神を試みてはならない
A3.ただ神にのみ仕えよ とキリストは回答)
→この三つの問いで
人類の未来の歴史全体が一つに要約され、予言され、
この地上における人間の本性の解決しえない歴史的矛盾が全てに集中していると。
(私はキリスト教徒ではありませんが、「確かに凄い質問力だ!」と感心。)
・とはいえ、私の課題はこの本だけではとても解決しなそうですが
良いヒントになりました。
「質問力を鍛え、質の高い対話をしよう」
著者は、社会で生きていくために必要な力はコミュニケーション力であり、コミュニケーションの秘訣は質問力にあると説うている。
そして我々に、質の高い質問を発する意識を求めている。
本書では座標軸を用い、いい質問とはどういうものか、具体的に整理しながら説明している。
後半では実際の対話を取り上げ、優れた質問や会話の流れについて解説しているが、私には前半の考え方が大変参考になった。
