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脳と音読 (講談社現代新書)

脳と音読 (講談社現代新書)
川島 隆太
脳と音読 (講談社現代新書)
定価: ¥ 735
販売価格: ¥ 735
人気ランキング: 115739位
おすすめ度:
発売日: 2004-05-21
発売元: 講談社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
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ウチの父が昔よく読んでいた「川島 隆太」。当時は、こんなの何が面白いんだろうと思っていた。なかでも父が特に気に入っていたのが「脳と音読 (講談社現代新書)」というやつだったと記憶している。

今日、僕も試しに「脳と音読 (講談社現代新書)」を読んでみた。すると、父があれだけ「脳と音読 (講談社現代新書)」に夢中だったワケが少しだけわかったような気がする。

ここんとこ風が強い日が続いている。
来週末、寝台列車にでも乗って1人で小旅行に出かけようか。

僕はクローゼットの中のボストンバッグを引っ張り出した。

音読と素読の効果、サッサとできないことが脳にはいいらしい
 音読は脳を活性化し、素読や歌うことは低下(というかリラックス)する。
苦労して、えっちらおっちらやることが脳の活性化に繋がり、ささっとできることは脳をリラックスさせる。
 安達先生は、交互に実践していて、これが学習に効果的らしい。
その他、最新の研究結果を、様々な形で披露しています。
 学習効果には、直接には繋がらないかもしれませんが、最近の脳ブームのウンチクを語りたい方に薦めます。


説得力のある興味深い本
脳科学の知見から、数値とともに示されているので、音読について
説得力のある論旨が展開されている。
子育て、教育に関係し子どもを育てる立場の人、また老人の方で脳を
衰えさせないように考えている方に、是非この本を薦めたい。

音読した結果の脳の血流の変化も手に取るようにわかり、興味深い。



最後のほうで食い違う
教育に携わる文学者と、脳科学者の共著による、
音読が脳にどのような影響を与えるか、
ということについて書かれた本。

前半部分は、脳の発達と言語に関連した教育論のようになっていて、
後のほうで、音読は脳をそれほど活性化しなかった、
という従来の考えとは違う実験結果が示される。

前のほうの、
言葉や脳の発達には、子供の年齢に応じた方法をとる必要がありますよ、
という話にはそれほど新しさは感じなかった。
狼に育てられた少女とか、ヘレン・ケラーのこととか、どこかで聞いたような話が並ぶ。

しかし、後のほうの、
音読をすると脳は活性化するはずだ!と思い込んでいた二人の学者が、音読で脳の活性が低下している、という実験結果に遭遇するあたりはやや面白かった。

音読で脳を活性化できる場合もあるけど、やり方によっては脳の活動が低下する方向に働く場合もあるようなのである。
そんな最初の思惑とははずれた結果に、やや動揺する二人の学者の姿が浮かぶ。

そして、それに何とかそれらしい理屈をつけようとする文学者と、
今のところはよくわからない、とする科学者。
二人音思考回路の違いも見えてくる。

本書の中でも文学者は、
感情に訴えかけるように語り、やや胡散臭かったりする。
一方科学者は、
ややこしくて、だからどうなの?と言いたくなるところもあるが、基本的に冷静。

音読で脳を鍛える!
というような単純なものの言い方には注意したほうがいいだろうと思うけど、
何もしないよりはまし、
くらいのこととして考えておこうと思った。

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